ここ何か月か、随分と打合せが多くなってきました。
沢山の方々に、色んな提案を頂き、一緒にやりたいと思って頂けることに、大変嬉しく思います。
利用価値がそんなにないのもあるかもしれませんが、あからさまに利用してやろう。とか、儲けてやろう。
というようなお話ではなく、あくまで
こんな事出来たら面白いよね。
こんな風になったら、きっとみんな喜ぶよね。
といった、うちの考え方やスタンスに合ったお話が来るので、不思議だなと感じる今日この頃です。
そんな本日も、午前中に昨年の工科大結婚式で大変お世話になった
Office eMiusの代表でもあります、尾崎美樹さんが打合せに来て下さいました。
皆さんは、絵本セラピーという言葉をご存知でしょうか?
聞いた時は、絵本を子ども達に聞いてもらいながら、癒してもらう読み聞かせ教室的な何かかなって思いました。
尾崎さん曰く、子どもはもちろんなんですけど、ぜひ大人の方々にこそ、受けてもらいたいものなんですと。
実は尾崎さん、絵本セラピストという資格をお持ちで、県内で精力的に活動されていらっしゃいます。
絵本セラピスト・・??
ではまず、絵本セラピーとは
絵本の力を借りて、人間の感情を最も自然に引き出す、大人のための「ふれあいと気づきのワークショップ」です。
選び抜かれた簡潔な言葉と感情に直接届く絵は、目と耳から感覚に働きかけます。日頃、理論的・常識的な考え方を優先し、心で感じていることと外に表現する言葉が一致しない大人にとって、絵本セラピーは感情と表現が一致することの心地よさを体験する事ができる場です。この裏表のない感情表現体験を繰り返す事は、この上ない癒しとなり、自ら問題に気付き自ら解決に向かう、カウンセリングの理想的プロセスと同様の効果を表します。
ワークショップでは絵本の読み聞かせの後、簡単な問いかけを行い、感じた事を書き、発表する中で、今まで感じたことのない気持ちや、自分とは異なる考え方に触れることができます。一冊の絵本でも、百人集まれば百通りの解釈と気付きがあるのです。
ものは試しという事で、尾崎さん絵本を読んでくださいました。
おこだでませんように
著:くすのき しげのり 絵:石井 聖岳
ゆっくりと、聞き手が気持ちを投影しやすく、かつ、ハッキリと分かり易い声で絵本を読み進めてくれます。
大人が絵本を読むと、どうしても字を読んでしまいがちです。
それは、日常的に左脳が働く習慣が出来てしまっているから。
けれど、子ども達は文字が分からない時から、絵本は大好きです。それは、
絵であったり
色であったり
ページの構成であったり
視覚的刺激と想像を膨らます右脳が活発に働いているから。
子ども達が、同じ絵本を何度も
『読んで♪』といわれて、『またこれ~?』
と言った(思った)覚えのある親御さんも多いと思います。
これは、結末が容易に想像できてしまい、経験則に強く影響された日常に身を置く大人だからそう思ってしまうのであって、子どもはそうではなく、分かり易い言葉でいうと
東京ディズニーランドへは何度も行きたいでしょう?
何回行ってもワクワクしますよね?
そんな気持ちなんだとか。あの【 わくわく感 】を何度も味わう事というのが、同じ絵本を何度も読んでと持って来る行動の正体なんです。
これだけ聞いても、大人がいかに色んなことを無意識的に『処理』しているかが伺えると思います。
その理論的な部分を、とりあえずこの時間は感覚的にまたは感情に従って、自分と向き合う時間を持ってみませんか?(※個人の解釈です)
というのを、ほっと平山で定期的に行えないかなってお話。
もうね
大人号泣ですよ。
絵本は、読んでもらう事で、より沢山の感情や言葉に気付く事が出来ます。
色んな方に参加してもらえる会になっていいたらいいなと感じました。
ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせください
尾崎さんありがとうございましたm(__)m